本検定は、
ご自身やパートナーがまもなく定年を迎える方、
定年はないけれどセカンドライフを考えている方などで
「定年を迎えるにあたって何をすれば良いのだろう」「自分は安心して定年を迎えられるだろうか」
「今の蓄えと年金で暮らしに困ることはないだろうか」という不安を感じている方を対象として行うものです。
老後に必要な最低限の知識“定年力”を身につけていただき、 豊かで充実したセカンドライフを送っていただくための重要な バロメーターとなるはずです。
この「定年力検定」を実施することになりましたきっかけは、 私共が自治体の開催する高齢者学級や生涯学習講座で 「セカンドライフにおける生活設計のしかた」の講義を行っている中で、受講生の中から、
「銀行や証券会社が開催する資産運用のセミナーは難しすぎる。本当に今必要な知識をコンパクトに教えてほしい」
「年金や保険のセミナーにも色々顔を出したがどうも難しい」
「各地でご当地検定が行われているが、高齢者でもチャレンジできる生活に密着した知識を問う検定はないものか」
などの声があり、”老後に必要な基礎的な知識を問う”検定を企画したものです。
年金にしろ、退職金にしろ、ボーナスにしろ、年功序列にしろ、 昔は当たり前とされていたことが当たり前ではない時代になっています。 自分の生活は自分で守らなければ誰も守ってはくれません。
自分で自分を守るためには経済的な知識が不可欠です。自分が会社で担当していた知識についてはめっぽう強い反面、 関係の薄かった知識についてはほとんど身につけていないのが現状ではないでしょうか。
「定年力検定」は定年を迎えるにあたって最低限必要な知識を問う検定試験ですが、 この知識は生きるために必要な最低限の知識でもあります。
定年を迎える方だけでなく、既に退職された方、 生活に必要な知識を得たいとお考えのあらゆる世代の方々に チャレンジしていただきたいと思っています。
自分の生活は自分で守らなければいけない時代です。 後で「この事を知っていたら、こんな風にはならなかったのに・・・」と後悔しないためにも勉強していただき、豊かで充実した 老後がおくれるよう周到な準備をしていただきたいと思います。